イベント営業部

北の国から2017冬台場〜あれから15年….制作日誌

2017.02.10


今回のイベントで、北の国から35周年記念の展示会をすることになり 昨年の11月の末に富良野に飛びロケハンしてきました。

眼下には雪の街が。
眼下には雪の街が。
見渡す限りの一面の銀世界。
見渡す限りの一面の銀世界。

 

 

 

 

 

 

富良野ではいろんな人の力を借りて、廃館になった、 「北の国から資料館」の展示物を東京に移設します。

今回のイベントのメイン展示がこちらです。
今回のイベントのメイン展示がこちらです。

 

 

 

 

 

この展示品は、実際に撮影に使われたセットなんですね。

最後の撮影が2002年放送ですから、少なくとも15年経ってます。

テレビ業界では番組が終わると、壊してしまうのが常なので、こうして番組が終わっても15年以上存在している、というだけでも歴史的価値のある物と言えます。(もちろん富良野には実際に撮影で建てられたセットの家は現存して一般公開はされていますが)

それから、物語の美術のキーでもある、富良野の古材を集めてまわります。

富良野で集めた古材の一部
富良野で集めた古材の一部

 

 

 

 

 

 

そして、2016年暮れに富良野から10tトラックで大移動!

 

「北の国から」というドラマは実際に北海道の倒壊した家屋や、 廃材を利用することで作られていたため、今回の展示会も資材は富良野でかき集められた古材がトラックに満載です。

移動距離1243km!運転手さんありがとうございました!

そしてこの貴重な古材を使い球体仕様に組み替えます。

ここからは

美術製作課の腕の見せ所です。

かなりの重量でございます。
なにがなんだか。。

 

 

 

 

 

まず最初にどの材料がどこの部分でどこで利用出来るのか

富良野に建っていたセットの写真と見比べ仕分けしていきます。

 

どれも歴史を感じるものばかりです。

本物の古木だけあって壊さないよう、丁寧に丁寧に。

土台作りからスタート!
部屋の内装を組み立てる

 

 

 

 

 

壁を作り。板をはる。それを繰り返しようやく形に。

ロフト部分の梁や手すりを修理し設置していきます。

 大木を切る剛力の持ち主
少し形が見えてきた?ような。。

 

 

 

 

 

ここからようやく内部へ侵入します!

ロフト部分の梁を加工中 
ロフトが安定しているか確認

 

 

 

 

 

石の造形や建具など仕上げていきます。

 

 

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石をスチロールで形成します
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建具は届いた物をそのまま利用

 

 

 

 

 

 

看板やパーテーションも当時の字体を利用し描いていきました。

五郎さんの部屋がフジテレビ球体にお引っ越ししました。

「石の家」セットの移設立込み風景。
「石の家」セットの移設立込み風景。
実際の撮影で使われた小道具が飾られたセット。
実際の撮影で使われた小道具が飾られたセット。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場にはこれだけではなく、「北の国から」を愛してやまない方々には感涙物の展示も多数あります。一部ですがお見せいたします。

連続ドラマを始め、「2002遺言」までの全作をブースごとに紹介、展示。
連続ドラマを始め、「2002遺言」までの全作をブースごとに紹介、展示。
今でも伝説として語られる「’87初恋」の展示。
今でも伝説として語られる「’87初恋」の展示。
歴代の黒板家の変遷を模型と資料で展示。(展示は2/19(日)まで)
歴代の黒板家の変遷を模型と資料で展示。(展示は2/19(日)まで)
「石の家」の精巧な模型も展示。(展示は2/19(日)まで)
「石の家」の精巧な模型も展示。(展示は2/19(日)まで)
物販ブースは純が劇中で暮らしていた羅臼の番屋をモチーフにしています。
物販ブースは純が劇中で暮らしていた羅臼の番屋をモチーフにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

監修として当時美術プロデューサーを務めていた梅田さん(写真中央)からご指導いただきました。

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富良野での撮影体験や、美術の仕事に関するお話を沢山聞かせていただき興奮とともにやはり美術の面白さや、奥深さを再認識しました。

 

1/28(土)〜3/5(日)まで

フジテレビ 球体展望室で開催してます。

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短い期間での展示ではありますが、ぜひこの機会に完成した五郎さんの部屋を1度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

製作課 豊田/デザイン課 くすかわ