大人の社会見学vol.1「大道具さん編」

2017.11.17


こんにちは、突撃隊員T山です。

今回からフジアールさんのブログに登場することになりました。 よろしくおねがいします! この「大人の社会見学」ではフジアールさんのいろんな仕事場を素人目線で取材していきたいと思います。

まず第1回は「大道具さん編」。
フジアールさん社内の部署名としては「美術開発部 美術製作課」です。

早速、本社のあるダイバーシティから少し離れたテレコムセンター駅近くの倉庫街にある分室にお邪魔しました。

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大工さん活躍中!

まずは大工さんの製作現場!
セットやイベントで使ういろんなものがただいま製作真っ最中です。

過去にセット使われたものも飾られていたり、

使う道具や材料などが並んでいて、まるでこの一角はさながらホームセンターのよう。

小道具のコーナー

小道具製作のコーナーでは、フジアール過去のブログでも人気記事になっている「アメガラス」(簡単に割れるビール瓶)などの壊れ物なんかが作られています。

参考記事:
アメガラスの製作過程「アメガラス工房
アメガラスの使用例「フジアール製作「ドラマ」の公開です!

こちらの一角はまるで美術部のような風景・・・ 匂いも美術部っぽくクリエイティブな空気です。

倉庫に保管されているパーツたち

次に、別フロアにある倉庫へ案内してもらいました。
このフロアにはパーツの状態でセットが保管されていて、使う番組やイベントの要望に合わせてこれからのパーツを組み合わせてセットとして使うそうです。

職人さんインタビュー

最後に、案内してくださった美術開発部 美術製作課の豊田さんにお話を聞いてみました。

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Q.現場の普段の雰囲気はどんな感じですか?

その時々で違いますけど、作業場で作り物をしている時はわりと黙々とやってる感じですかね。音楽が流れていたり、機械の音が大きいので話しても聞こえないってのもありますけど。外の現場に行ったらまた違います。野に放たれた子羊たちがわいわいガヤガヤ動き回ってる感じですね。

Q.番組セットやイベントの造作物を作る際に、一番苦労する点はどういうところですか?

苦労ってのはあまりないんですけど、時間に間に合うよう準備するのは大変かもしれないですね。本番は決まっているわけです。そこに向けて各社、各セクションが順番にスタートを切るわけですが、大道具製作にも与えられてる時間は限られています。数時間〜1週間くらいですかね。
それが複数重なる時は間に合うかいつも不安です。 
四角いものや丸いもの。そういったよくある形は作りやすかったりしますがそれ以外の変形オブジェや特殊加工が必要なものは、面白そうだなぁ〜って思うんですけど反面本当に出来るかな??って。
プレッシャーでもあります。

Q.豊田さんの得意分野は?

木工製作ですね。イベントや番組のセットがメインですが、時には本物の店舗に置くカウンターや棚など実際に使ってもらえるものも作ります。あまりないですが、コントで見るような座ると壊れる椅子やアメガラスを入れる窓のサッシュなども作ったりもしています。
人が突っ込んで破壊するやつです。
  
ときどき色を塗ったり紙を貼ったりする事もありますが専門でやってる人にはかないませんね〜。
木工は基礎になる部分です。
図面から形にし、お膳立てをして仕上げ屋さんにパスするって感じです。
裏方の裏方が得意分野かもしれませんね。

Q.今までで一番思い出深い、印象に残ったものはどんな造作物ですか?

たくさんありますが、カップヌードルを巨大化せよってお題ですね。
高さ170㎝位。自分の身長と同じくらいのカップをつくる事になりました。 
柄が合わないと大変なことになるので湾曲したり、高さが違ったりしないよう気を使ったのを憶えてます。小学校の教科書にある図解を参考にしました。
紙コップを切って展開してみると分かりやすいんですけど、まっすぐの所が一カ所もないんです。仕上げは印刷された特殊なシールなので貼り直しができない一発勝負。これは緊張しましたね〜。
この時は合ってるかどうか不安で何度も紙で小さなコップを作りました。

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T山の一言感想

なんと言ってもスケールがでかい! しかしよく見ると細かい作り込みがあったり、安全性への配慮もしっかりあって、大工さんの細やかな気遣いと大道具・小道具への愛情を感じました。 自分の部屋もこんなセットの組み合わせでテレビ番組っぽくできたらいいな~と妄想が膨らみます。


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