大人の社会見学vol.2「飴ガラスを極める」

2018.01.30


こんにちは、突撃隊員T山です。

前回は大道具編ということで製作現場をレポートしましたが、今回はその中でも反響の大きい「飴ガラス」をもっともっと掘り下げてみようと再び製作現場を訪れました。

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型を物色!

製作現場にはよくある「ビール瓶」以外にも壺や花瓶、皿やコップなどの食器や電球などたくさんの飴ガラス型が保管されています。 実はこの「型」を作る工程が飴ガラスづくりの中で一番時間のかかる作業で、難しいものは型だけで3~4日かけて作り込むそうです。

飴ガラス製作を観察

型を準備

今回はこの型を使用します。 「ボール」です。 これは番組で使われたものではなく技術的な検証のために作られた言わば「チャレンジ型」だそうです。

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飴ガラスを溶かす

用途に応じて硬さや色を調整した飴ガラスの原料を180~200度まで温めて溶かします。 これがずいぶんと時間がかかるようですが、今回は3分クッキング方式で先に溶かしておいていただきました。

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溶かした飴ガラスを流し込む

流し込んでから余分な飴ガラスを出す作業を何度か繰り返して、型の中に行きわたらせます。

ひたすら回す

約15分間、ひたすら回します。 これをしっかりやっておかないと均一な仕上がりになりません。 もっとも重要でもっともめんどくさい作業です。

型から取り出す

細心の注意を払って方から取り出します。 少しでも余分な力が入ったりすると飴ガラスが割れてここまでの作業がすべて無駄になってしまうので、とにかく慎重に!

形を整える

出っ張った部分を削るなど形を整えます。

ニスを塗る

ニスを塗るとクリアな仕上がりになります・・・がここでも注意しないとニスとの温度差でヒビが入ってしまうことがあります。

完成!

ようやく完成!

ボールが出来上がりました。 ここからさらに色を塗るとよりリアルになりますが、今日はここまで。 IMG_5940

 

せっかくなので割ってみる

美術製作課のお2人にキャッチボールしてもらいました。

 

もうひとつ製作

他の型でもうひとつ作ってもらいました。 ボールと同じ工程です。

 

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これは実際に発注があって作ったもので、日本人形が高熱で溶けるシーンに使われたそうです。
それにしても不気味です。

 

 

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美術製作課の廣谷さんと豊田さんと一緒にスリーショット。
あれ?髪の毛があるとなんか可愛い飴ガラス人形・・・

美術製作課のみなさん、ご協力ありがとうございました!


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