設計デザイン部

SET DESIGN et cetera 「アイディアフラッシュ」

2017.10.25


映像コンテンツには様々なジャンルがあるけど、ゲーム性のあるものは特殊性が強く(例えば、大掛かりなものだと『SASUKE』や、バラエティ性の強い『VS嵐』などは有名ですね。)、参加者の運動能力や知力、運などを作られた装置上で見せていかなくてはいけない性格上、ただセットの見た目が良ければそれで良し、ということにはならないから、プランニングからモノが出来上がるまでの途中過程で、シミュレーションが重要な要素として加わる。

簡単にクリヤできすぎないか? もしくは難しすぎないか?
参加者が面白くとも、見た目が面白くみえるのか?
機構が必要な場合、よりシンプルでトラブル回避しやすいか?
そして一番重要なのは、安全が担保されているかどうかで、老若男女、スキルの有無や体力の個人差等、全ての人が怪我をしないように装置を仮組みし、シミュレーションを繰り返す。
その上で必要な改修を繰り返し、万全の状態に持っていくんだけど、時には全くボツになる可能性もあるんだよね。
知恵を絞るだけ絞ったところでも、やっぱり予想できない何かが起こったりするんで。

そんなことなんで、このジャンルには装置におけるいろんな分野の人間が経験値の全てを持って関わることになるんだ。
何も分からない人だけが集まって創作するには、あまりに危険なジャンルだから。
見た目簡単そうに見えていても、人はちょっと転んだだけで怪我しちゃう可能性があるから、そのあたり慎重にやってきます…。
遊びココロも加味して、行ったり来たりしながらね。

さて、そのアイディアフラッシュは以下な感じ…。

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今回はバラエティゲーム的なものばっか貼ります。
パッと見た目で分かりやすいの中心に。

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制作サイドから渡される、文章で説明の入ったアイディアプリント、打ち合わせ時に口頭で盛り上がった内容を、こういったスケッチものでどんどんビジュアル化していきます。

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ここで初めてみんなの頭の中に統一見解が生まれるんで、いかに『らしく』見せられるかがポイント。

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内容によって使う素材も同時に考えていく。
ゲームを成立させるために必要な素材や、前述の安全に絡んだ素材をどう配置していくかなど…。
そのあたりは平面図で描きながら、実際の距離感を検証して客観的な判断をする。

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どういったことがしたいのか?何ができるのか?
考えが先に進んだり、振り出しに戻ったりするんだけど、最終的に責任を持って実行できるものを考えるのがデザイナーの役目。

水・粉・ローション・とりもち等のヨゴシものから、ウレタン・低反発材等の安全担保素材…。

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見た目に関するのは、木質パネル・スチロール造形・アクリル・電飾など素材のオンパレード。
アレをこう使おう、コレはこう作ろう、なんて考えながら絵に落とし込んでいき、なんとなく楽しそうなイメージがアイディアフラッシュで作り上がれば、自分的にも満足。

水槽やベルトコンベアー、ターンテーブルなど機構が絡んでくるものは、気を付けないといけない。

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散々こういう色んなものを考え、絵を描き、シミュレーションを繰り返し、完成系を作る。
大変な作業だけど、反復されたものはみんなノウハウという自分の財産になっていくから、それが次に生かされ、無駄も無くなっていくことで、作業が早くなる。
結果として、得た経験値が新しいことにチャレンジする土俵を作ってくれるんだなぁ。

さて、良い循環を生み出すために、明日もガンバロー(笑)。

設計デザイン部 別所 晃吉