設計デザイン部

SET DESIGN et cetera 「目線 2」

2017.08.04


モノや事象に興味を持つと、身近なとこでも旅行先でも楽しいこと請け合い。
だって、今まで当たり前のようにスルーしてたものが、全て意味を持ってきたりするんだ。
でも、だからなんだ…意味を持ったところで何の役に立つんだって言われると、チーン。。。終了、なんだけど(笑)。
少なくとも自分は、いつもキョロキョロと足元からビルの向こう側まで見てまわすのが楽しくって仕方ない。

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NYのアイコンと言っても良いと思う壁面に取り付いた非常階段。
光の当たり方によって、その影が表情を変えるから面白いんだよね。
影が落ちる壁面もデコボコしてるから、ゆらぎも現れて表情がすごく豊か。

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 積まれたレンガと切り出された鉄板に刻まれた劣化…
劣化と書くと聞こえが悪いけど、イマドキはこれを”エイジング”と格好良く呼べる。
最近流行りの熟成牛肉がエイジド・ビーフなんて言われるのと同んなじだね。

消火栓の形も良いけど、コンクリートの表情も良いね。
因みに、日本の道路はアスファルト、アメリカはコンクリート。
その違いを今ここで書くのはメンドクサイんで、ググって下さいませ(笑)

レンガに塗装、そして剥離…これを繰り返すとモッタリとした味のある壁面ができる。
成り立ちを知っていれば、セットを考える時のゴールが早い。
経年劣化という時間を技術でカバーできるからね。

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 レンガじゃないけれど、上記のモッタリ感が出てる。

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これはOSB板という木のチップを圧縮してできたベニヤ板がベースで、塗装+フライヤー等の張り紙を剥がす→塗る→落書きするを繰り返してできた壁面。
どうやってできたか分からないまま、これを単純に再現するのは難しいけど、成り立ちさえ理解できてれば、再現なんてお手の物。

グラフィックだって、物だって、あればある分だけデザインが絡んでくるんだから、人の知恵がそこら中に転がってるってこと。

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陰影、配色、なんでも参考になるわ。

まっ、写真を撮ってるだけでも楽しいんだけどね~。
別所でした。よかったらこちらのブログにも遊びにきてください。