設計デザイン部

SET DESIGN et cetera 「Field trip」

2017.09.19


先日に日本科学未来館で開催されているディズニー・アート展に行った時、あるコーナーにウォルト・ディズニーの言葉が書いてあった。

『旅する時はいつも、周りの世界の音や景色を吸収するといい』

思わず相槌をうっちゃいたくなるようなフレーズ。

どっか旅行に出た時は、常に興味津々状態だからアンテナ感度はMAXになる。
そこで見たものに思いを巡らせ、写真の一枚も残すと、後々に見ても、その状況を追体験することが出来る。
温度、質感、匂い、様々な要素を完璧に覚えている訳ではないけれど、なんとなく、写真という画角で切り取られる前の風景までたどり着ける。
だから自分はそのヒントを残す為に沢山写真を撮るんだ。
もちろん写真を撮ることだけに一生懸命にはならないよ。
それじゃ本末転倒なんで…。

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これからアップするのはパリに行った時の写真。
自分は旅行に行っても一回の旅程で数カ国行くことはしなくて、なるべく同じ地域で、足元を見渡すように散歩することを楽しむ。

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とりあえず街並みが分かるようなワイドな写真を載せたけど、実際撮ってる写真は、町の要素を示すような細部のものが多いんだ。

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例えば、奥に控えるエッフェル搭だけど観光することが興味の対象ではないので…

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どういう構造になってるのか、そんなことの方が気になって仕方ない。

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離れて見てる分には東京タワーと大差無い気がしちゃうけど、近づいてみると鉄骨のディティールが全然違う。
やっぱり、そこはヨーロッパの文化なのか、デコラティブなのだ。

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すっごい素敵だよね。

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定番の凱旋門…でも、しょーもないステッカーにも魅力はあるから、様々なところに目を向ける。

世界を構成するのはモノだけにアラズ。
やっぱり、その場を行き来してる人を見てても面白いよね。

色んなコトが合わさって、その街の雰囲気が構成されていく。

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本屋さんのフロアに書かれた案内線。
日本でも病院では見かけるね。でもこれは一本きりで、つまりは遊び心。

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昭和レトロを感じさせるような店構え。
フランスにも日本にも何か接点があるのかな?
でも、建て具(ドア)の高さは明らかにこっちの方が高かった。

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クラシックカーのバックはモダンな寿司バー。
色味といい妙に相性が良いのが不思議。

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パリの街中はカフェだらけで、商売が成立するか心配になっちゃうんだけど(笑)
夕方くらいになると夜飯前の団欒タイムになるのか、人が溢れだす。
つーか、みんな働いてるのかな???

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歴史的な建物は圧巻の一言。

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空間系の仕事してると、ある程度建築のことも詳しくなるんで、建物の建築費にいくらかかったのか知りたくなってくる(笑)。
もちろん天文学的な費用だろうけど…。

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コミカルにしてる訳ではないんだろうけど、そういう風に見えてくる。
そういうことも現実として見て、自分たちがSETを考える時に手法として使うのか?使わないのか?
その選択肢は見た者しか選べない。

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高尚なものから大衆的なものまで、すべてが『楽しい』。
この場合は『美味しい』の間違いかもしれんけど…。

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アメリカのホットドッグとはだいぶ違うね。
見た目通りに味も美味しく感じるんだけど、ホットドッグの先入観からするとアゴが疲れる。

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パリで幾つかケーキを食べたけど、美味しかったなぁ。
マカロンなんかによく挟まってるピスタチオのクリームが好みだわ。
色合いも素晴らしいもんだよね。

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伸びゆく螺旋、グルグルと登り、更に下る…その時の太ももの疲れ、息使い、足元の鉄板から出る音…。
写真を見てる人には分からない、その時の時間を現地で過ごした体験。
自分が調べものをしようとネットから写真を拾っても、当たり前だけど体験がないから、その周りの状況に辿り着くことはできない。
だから、自分はできるだけ外に出る。出たい。
実体験を伴うことで様々な要素を得ることができるから。

Field trip

ウォルト・ディズニー良いこと言うな~。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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