


私の2年間の研修は、小道具操作、小道具管理、大道具製作、大道具操作、番組美術進行、イベント設営、美術製作、美術管理、総務の順で行われました。この2年間で多くの美術のプロの方々と出会い、とても新鮮で刺激的な毎日を送ることができました。何の知識も経験もない私に、皆さんが親切に、そして時には厳しく指導して下さいました。
番組美術であっても、イベント設営であっても、決して一人ではできません。各セクションはとても密接に繋がっていて、連係し合い、多くの方の手によって一つのものがゼロから生み出されます。私も早く一人前になり、そういった方々と一緒に仕事ができるようになりたいと感じました。
日常生活の中でもたくさんの美術が存在しています。オシャレな建築物やインテリアだけでなく、古びた建物の汚れや落ちているゴミ、目に見えるもの全てが美術です。何気ないものだからこその難しさも感じました。ただ毎日を過ごすだけでなく、意識して何かを吸収しようという気持ちを常に持ち、自分の引き出しを増やすために自分の足で出掛け、本物をたくさん見て肌で触れ、自分のものにしていかなければなりません。
この2年間で多くのことを学び、今の自分の未熟さや小ささを知りました。そして今後の目標や、その為にやらなければならないことが明確になりました。私にとって本当にかけがえのない経験をとなりました。