デザイン部

「マルセル・デュシャンと日本美術」展

2018.10.23


頑固堂です。
今回お伺いした美術展は、マルセル・デュシャン「デュシャン 人と作品」(原題The Essential Duchamp)展。
上野の東京国立博物館・平成館が会場です。
伝統的な西洋美術の価値感を大きく揺るがした作家の創成期から晩年までの作品と活動を網羅した美術展。
国立博物館での開催はデュシャンのコレクションを数多く所蔵しているフィラデルフィア美術館との長年にわたる友情と交流の成果と言えそうです。

44464160_713770165654127_1125179597877411840_n[1]

尚、フィラデルフィア美術館・館長からのメッセージはこちら のYou Tubeにありますのでご参考までに。

「第 1 章 画家としてのデュシャン」
「チェス・ゲーム」と題された作品を見てセザンヌの「トランプをする男たち」を思い出しました。
影響を受けた印象主義から象徴主義、そしてフォヴィスムまで、画家時代の作品が展示されています。

44410834_713770135654130_5994212939920310272_n[1]

『階段を降りる裸体 No. 2』 マルセル・デュシャン 1912
「 裸体が階段を降りる動きを表した作品で、1913年に発表され大スキャンダルとなりました」作品解説より。

44277316_713770212320789_6023039059604013056_n[1]

「第 2 章 「芸術」でないような作品をつくることができようか」 

44444021_713770442320766_3480939198041554944_n[1]

「レディメイド」のシリーズから作品が3点。私がデュシャンの存在を知ったのはこのシリーズからだったと思います。
「泉」「瓶乾燥機」そして「自転車の車輪 」です。

『自転車の車輪』 マルセル・デュシャン 1913/1964 

44223931_713770112320799_6457058033284415488_n[1]

 「1913年最初の「レディメイド」の構築物として自転車の車輪が選ばれました。
デュシャンは、「車輪を回すのは落ち着くし、いい気晴らしになる。」と語っています」作品解説より。

東京大学駒場博物館が所蔵している日本で複製された「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」(大ガラス)が展示されています。

44407413_713770255654118_5073274232561991680_n[1]

さて、国立博物館のあとの「本日の〆」は、国立演芸場10月中席。

44311467_713770692320741_7154550985463955456_n[1]

春風亭一朝師の「三方一両損」に堪能して、送り出しのお囃子を聞きながら帰途につきました。