デザイン部

ただの趣味です。

2019.01.31


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そろそろ節分ですね。
我が家にもちいちゃいこどもがいるので、豆撒きをすることになりそうなんですが、
どうにもお店で売ってる福豆に同梱されている鬼のお面のクオリティの適当さに
納得がいきません。

というか最近は何でもかんでもなクレーム対策で怖い鬼の面をつけたら売れない
ってのもあるんでしょう。だからマイルドというか、怖がらせない曖昧な印刷
なんでしょうかね。
でも、せっかく仕事柄商業美術の人なので、ガチで鬼のペイントをやってみると
どうなるのか、

やってみました。

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うーん、君ツルッとしてるねえー。

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まずは、染めQってスプレーを使って、表面のツルツルした肌触りをザラザラになる
ように塗り潰します。こうすると、絵の具が弾きにくくなって、塗りやすくなります。
特に水性のアクリル絵の具なんかは特に。

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染めQで塗装するとつや消しのフラットな感じになります。

って言いながら、手近なプラモ塗料で塗ることになったのであまり意味なかった
んですけど。

ツヤが消されて、そもそものお面のでっこみ引っ込みがわかりやすくなったので、
ひとまず、凹んでいるところ、溝の部分(要は影になるところに陰影をつけるため)
に黒い塗料で塗りつぶしていきます。

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こんな感じに。
で、今度はそこに濃い小豆色で中間色を乗せて行って、

黒が乾く前に馴染ませながら塗っていきます。

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一通り陰影がついたら今度は明るい赤を光の当たる場所というか、
一番出っ張ってるであろうところにちょんちょんちょんと落とします。
そこから、また中間色の小豆色でぼかしながら馴染ませます。
一通り三段階くらいの陰影をつけて、牙を白でのせ、目玉とツノを
真鍮絵の具で塗りつぶします。

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で、後は軽い汚しを掛けてやると出来上がり。

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ビフォーアフターで並べて見ました。
とても同じお面が元になっているとは思えない仕上がり。
自画自賛。

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なんか壁とかにかけておけば魔除けになりそうな仕上がりです。

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ハロウィンの血みどろなメイクや特殊なメイクで練り歩く人たちを見て
怖がるどころか大喜びだったうちの坊主。
これは怖がるだろう!と思ってたんですけど、
ゲラゲラ笑いやがるんですよ。
多分ゲラゲラ笑いながら豆をぶつけられる節分になりそうです。

おかしいなあ、こどもたちは鬼をガチ怖がりするって聞いたんだけどなあ。。。

にしても、塗ってみてわかったんですけど、お面の原型は割としっかりとした
造形で作られていることがわかりました。
鬼は怖がるためにあるものなので、せっかくの造形が曖昧に塗り、作られるのは
少し悲しいなあと思います。

またこんどは違う残念な塗りのものをガチ塗りしてみようと思います。
以上、ただの趣味なお話でした。