デザイン部

国立西洋美術館開館60周年記念「松方コレクション」展

2019.07.25


頑固堂です。
今回足を運んだのは国立西洋美術館で開催されている国立西洋美術館開館60周年記念「松方コレクション」展です。

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「最高の絵を見せてやりたい-モネを口説いた、男の夢」「流転の傑作、百年の物語」パンフレットのコピーからは松方幸次郎が抱いた遠大な夢が伝わってきます。

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さて、「松方コレクション」とはどのようなコレクションなのでしょうか。
『神戸の川崎造船所(現・川崎重工業)の初代社長などを務めた松方幸次郎が、1910~20年代にヨーロッパ各地で蒐集した美術品のコレクション。
第二次世界大戦の前後に散逸、焼失した作品も多数あるが、コレクションの一部は戦後、フランスから日本へ「松方コレクション」として返還されました。』

『これを保管展示するための美術館として、1959年に国立西洋美術館が設立されました。』
このような経緯を経て2016年に世界遺産に認定された「ル・コルビュジュエの作品群」の一つになる国立西洋美術館が作られました。

今回の美術展の見どころの一つが「モネ“幻の睡蓮” 修復後、初公開」2016年にパリ・ルーヴル美術館で発見され、国立西洋美術館に寄贈されました。
この作品の破損前の姿を写したガラス乾板が2018年に見つかり、その画像に基づいてデジタル推定復元された画像が展示されています。

クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》デジタル推定復元

さて〆は、いつもの国立演芸場7月中席へ。

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梅雨時の鬱陶しさを和らげるべく、噺家さんたちも趣向を凝らします。
幽霊噺(?)の「野晒し」、そして暑さ払いの酒と肴が登場する「青菜」と続きました。
トリの市馬さんは、絽の羽織を着て高座に上がります。立居振舞も涼やかに、粋な姿が印象に残ります。