デザイン部

頑固堂の野幇間話 Vol.11

2016.09.27


14264238_304283329936148_8415477433677168839_n1頑固堂です。東京ミッドタウン・ガーデン内にある美術館・21_21 DESIGN SIGHTに行ってみました。
建物の設計は安藤忠雄氏、ディレクターは三宅一生・佐藤卓・深澤直人の三氏です。今回の企画展は「土木」をテーマとしたデザイン展、稀有な題材をどのような作品で構成しているのかに興味をひかれました。

今回の企画展のコンセプトは、HPによりますと、「地形や自然環境は各地で異なり、人々が活動するために必要な社会基盤も、地域によって異なります。土木展では、日々の生活の根底を支えるデザインを伝え、生活環境を整えながら自然や土地の歴史と調和するデザインについて考えます」ということでした。

まずは「渋谷駅の解体」・「新宿駅の解体」・「東京駅の解体」と題された単色のペン(ロットリング?)で描画された鳥瞰ドローイングがあります。各々の駅の鉄道交通機関の複雑な構成が微細に書き込まれています。

14192608_304283386602809_8874508731970851696_n1 「つなぐ:渋谷駅(2013)構内模型」と題された作品は「今や移動が難解な駅構造」となっている渋谷駅の構内模型。「地下5階、地上3階、土木が駅構内をつないでいることを知ることができる」と説明にあります。
 渋谷駅はよく利用しますがこの多層構造(現在も工事が進行形です)を理解掌握し、スムーズに利用するのは一筋縄ではいきません。

exhibits_slide03「土木オーケストラ」画像と力強いBGMで構成された作品です。「日本の高度経済成長期を支えた土木の工事現場の記録映像。工事現場で使う道具や素材などと合わせて、土木がつくられていく現場を想像」させてくれます。椅子に座り画像に見入っていると昭和の高度成長期の空気がみなぎってくる感覚を覚えました。

館内には海外からの観光客と思われる方々がちらほら。日本の土木工事の展示にどんな印象を受けているのかが気になりました。
(上記の画像2点を「土木展HP」より引用しました)